2014年2月28日
日本経済新聞(2014/2/27 夕刊 3ページ)に当社記事が掲載されました。
『上場「予備軍」に専門人材を紹介 コンサルのラルク 経理の実務、金商法の知識・・・
新規株式公開(IPO)支援を手掛けるコンサルティング会社のラルク(東京・中央)は、新規上場を検討中の企業に対し経理などの専門知識を持つ人材を紹介する業務を始めた。2014年も新規上場の増加が見込まれるなか、企業側のニーズの高まりに対応する。
上場を目指す企業では決算開示のための経理の実務能力のほか、金融商品取引法や資金調達などの専門知識を持った人材が必要になる。ラルクは証券会社などの人脈や新設した専用のサイトを通じて企業の求人と求職者を募集。これまでのコンサル事業で同社が有するノウハウを生かし、最も適する組み合わせで両者を引き合わせる。
こうした人材は大企業に偏りがち。大手人材仲介会社も手薄な分野といい「需要の高まりに対し紹介する人材の確保が間に合っていない」(鈴木博司社長)という。同社にも助言先から人材を求める声が強かったことから事業化を決めた。ラルクは同事業の開始に当たり、このほど職業紹介事業の許可を得た。
国内では昨年、6年ぶりの多さとなる54社が新規上場した。今年は70~80社程度が上場するとの見方があり、企業の上場機運は引き続き強い。 』